アンダーワールド ラストセクト 原題 THE LAST SECT
作品あらすじ
殺人ショーの果てに犠牲者の血を飲む過激映像サイト「ヴァンパイア・ウェブ」の調査を始めた記者のシドニーは、サイトを運営しているのが本物の吸血鬼一族であることを知る。 <ぽすれん紹介ページより>
一流と言える俳優陣、かなり綺麗どころの女優陣を擁する本作品、まず、人気作品として名高いUNDER WORLD-ヴァンパイアマニアコレクション紹介記事-とはなんの関係もありません!。配役はもちろんストーリーにもなんの関連性も無くこのタイトルはDVDパッケージデザインまで含めてほとんど詐欺ですw。
もっとも詐欺パッケージは日本バージョンだけらしく、海外版はタイトルも当然原題の「THE LAST SECT」だけですし、絵柄も内容に沿ったものになっています。UNDER WORLD人気は日本が突出していて、ゆえの便乗作戦なのかなんか分かりませんがとにかく別物です。
DVDパッケージ日本ver.
海外ver.
若干進行がダルですが、少なくとも前半1/3位までは結構面白いと思います。女優陣だけでも見ごたえがありますし、主人公級2人のセリフ掛け合いもなかなかです。もっとも吹き替えセリフの話ですが。
幻滅するのが戦闘シーン。戦闘なんてものではなく”戦い”程度ですが、これがまるで不良のケンカみたい。特殊効果を使っていないのは良いとしてももう少し殺陣してもらわないと流石にシラケます。凝っているのが女性同士のカラミで、女吸血鬼=レズビアンの図式は名作小説にして女吸血鬼の元祖「吸血鬼カーミラ」の影響かと思われます。吸血鬼=ドラキュラ伯爵と似たような流れですね。
トータルでの評価はムムム…にならざるをえない。映像はなかなか綺麗なので、もう一踏ん張りがあれば普通に楽しめる作品だと思うのですが。
監督/製作国 (敬称略)
|
ジョナサン・デュエック/カナダ
|
http://vampmania.blog.shinobi.jp/%E5%AE%9F%E5%86%99/under%20world%E3%80%80%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%88%E3%82%BB%E3%82%AF%E3%83%88UNDER WORLD ラストセクト
ブログ内記事