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闇の末裔


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やみのまつえい
 

 

 
作品あらすじ

冥府にある死者の生前の罪業を裁く機関「十王庁」。その中で閻魔大王自ら指揮をしている閻魔庁の召喚課は、死者に関するトラブルを専門に扱う機関である。

そこに所属する職員は、「死神」と呼ばれている。召喚課に所属する昼行灯・都筑麻斗は、新パートナーである黒崎密と九州地区を担当していた。<Wikipedia>



登場キャラクター

 都筑 麻斗(つづき あさと)

九州地区担当の死神。性格は楽天家でお人好し、トリ頭で方向音痴。普段は「召喚課の無駄飯ぐらい・昼行灯」と呼ばれるが、最高位の十二体の式神=十二神将を使役するほどで、能力は十王庁トップの持ち主。


 黒崎 密(くろさき ひそか)

都筑のパートナーとなった新人の少年。精神感応能力がある。生前の実家は鎌倉の名家で、感応能力ゆえに座敷牢へ閉じ込められるなどの虐待を受けていた。そのため、人と付き合うのが苦手な性格でもある。



 

 マリア ウォン 

香港出身の歌手。長崎で起きた吸血鬼事件の実行犯だが、実際は操られた遺体。嫁ぎ先の母親の態度に耐え切れずに自殺するも、蘇生させられてしまう。体を保つ為に生き血をすする吸血鬼(キョンシーに近い)として生き返ってしまった。



いかにものタイトルですが、本来”吸血鬼系”と言う作品ではありません。第一話から吸血鬼事件としてモチーフ化されていますが、その後の物語を左右する程でもありません。

がぶっと噛んでチューの吸血鬼ではありませんが、十人十色の吸血鬼設定の中で独特と言えるけれども有る意味王道かも知れません。吸血鬼が死から蘇っている死体である事などはアンデット(不死者)としての側面をもつ本来の設定と思います。

ストーリーが若干ゴチャゴチャしており2,3回読んだ後に深さや面白さが分かる感じですが、完成度は高いと思います。



コミック表紙
 


 


 



 霜樹海的データ

完結

 全11巻

 作者/レーベル (敬称略)

松下容子/花とゆめCOMICS


 ヴァンパイア分析

 呼称・種類 吸血鬼
 吸血衝動レベル  
 吸血結果  

 オススメ度(最高★5つ)

★★★★☆





 

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