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流血鬼


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りゅうけつき 

BOOK表紙////

流血鬼

作品あらすじ

ルーマニアの小さな町で原因不明の急死人がでた。その時は教室の休み時間に話すネタだったがヨーロッパやアメリカに伝播したと報道される。マチスン・ウィルスと名付けられたウィルスによるその病気はやがて日本でもあばれはじめて、死んでからかならず生きかえり夜ごと生血をもとめてさまようと言われていた。身近な者の葬式に出席すると死体が消えていた事象が続く。そんな時、ある町でマチスン・ウィルスをガス状にして散布され、町中の人間が吸血鬼化してしまう





咬まれて血を吸われることで同族化したり吸血鬼の”新人”はその形に弱いとの理由で十字架を嫌ったり。陽の光は苦手としていませんね。

流血鬼の意味はネタバレです。作品を読んでいただくしかありません。

昭和53年発表の40ページです。藤子不二雄少年SF短編集2巻他いくつかの短編集に収録されています。そしてキャラ名が全くありません。「おとうさん、おかあさん、おやじ、パパ、かあさん、あにき」は有りますが個人名はナシ。それでいて違和感なく進行します。今ほど吸血鬼設定が溢れかえっている時代ではなかったはずですがその展開は恐るべきオリジナリティ。wikiには「リチャード・マシスンの小説『吸血鬼 (地球最後の男)』の翻案」とありますが結末はもちろん吸血鬼に対する考え方がまったく違います。天才としか言いようがありません。


流血鬼


 VMC的データ

完結

 全1話


 作者/レーベル (敬称略)

藤子・F・不二雄/てんとう虫コミックス他


 関連LINK

 wikipedia



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