作品あらすじ

東大卒の警視庁キャリア官僚、絶世の美女だが性格は最悪の主人公・薬師寺涼子が、部下泉田を引っ張りまわして遭遇する怪奇な事件を解決していく。  ＜Wikipedia＞

登場キャラクター

薬師寺涼子（やくしじ りょうこ）

警視庁刑事部参事官の警視。ドラキュラもよけて通るという意味の「ドラよけお涼」の異名を持つ絶世の美女。アジア最大の警備会社「JACES」の取締役社長の娘であり大金持ち。

泉田準一郎（いずみだ じゅんいちろう）

警視庁刑事部参事官付の警部補で涼子の部下。

痛快娯楽活劇…９０年代半ばに多く見られたようなごく単純に”楽しむ”に加え”見ててスッキリ”とかある意味勧善懲悪のパターンモノとも言えるとても見やすい作品。怪奇に関してはオカルト・ホラーでは無くむしろＳＦチックなエピソードになっています。また、ストーリーは基本的にアニメオリジナルです。

そのＳＦエピソードの内容によって小さな子供向けにも、また大人向けにも出来そうな優れた設定はＳＦ小説の巨匠、田中芳樹先生によるものです。時代的には現代、としても良いのですが、近未来と言ったところでしょうか。超科学的なアイテムの登場はありませんし、未知の生物出てくる程度です。

マンガ版での作画は垣野内成美先生。これまた先生の中の先生であるところのゴールデンコンビで楽しめ無いハズがありません。主人公薬師寺涼子はツンデレを超えた女王デレで、かつ極めて優秀な人物。そこにマジメで思いやりがあり実力もある泉田準一郎との掛け合いは必見の一言です。