てんぽういぶん あやかしあやし
説二十一「星夜に果つ」に妖夷の一種として登場します。
作品あらすじ
時は天保14年。マシュー・ペリー提督の黒船が来る10年前。江戸の町には、異界から来たと思われる、骨肉を持った獣「妖夷」(ようい)が人々を襲っていた。それに立ち向かうは「蛮社改所」(ばんしゃあらためしょ)と呼ばれる組織のメンバー達、「奇士」(あやし)と呼ばれる者だった。 <Wikipedia>
登場キャラクター
竜導 往壓(りゅうどう ゆきあつ)
幼名を爽也(そうや)と言い、その当時に現世とは別の場所である「異界」に迷い込んだ際、森羅万象各々の持つ漢字を取り出しそれに秘められた真の意味を引き出すことで己が力とすることが可能な、「漢神」(あやがみ)という特殊能力を得る。
宰蔵(さいぞう)
歌舞伎一座を生業としていた家を継がせるため、父親に男児として育てられた。それ故か男性的な言動が目立つ。妖夷との戦闘時には、歌舞伎道具の扇子を主に使用して戦う。
小笠原 放三郎(おがさわら ほうざぶろう)
20歳の若さにして蛮社改所の頭取を務める。内田弥太郎の下で算学を学んだ優秀な蘭学者であるが、甲骨文字にも造詣が深い。冷静沈着で的確な判断力を持つ。
江戸 元閥(えど げんばつ)
日比谷の地下にあり、徳川家より古くから江戸を守っていたと言われる、前島聖天の神主。表に出る時は何故か女装をすることが多い。蘭学者達から押収した大砲などを使い、射撃の腕を活かして戦う。
アビ
奇士の中で唯一、素手で戦う術を持つ男性。「山(サン)の民」の出身の巨漢。古代の獣の骨を削り出して作った槍を武器として戦う。
アトル
メキシコで文明を築いたアステカ人の血を受け継ぐ、「メシカの民」の褐色の肌を持つ少女。
西牙(せいが)
南蛮には人の血を吸う化け物の話があり、時に狼やコウモリに姿を変えると言われている。西洋から取り寄せられた狼の死体が「西の者」達によって殺生石の力を加えられた後、居合わせた同心、明楽と融合することで、コウモリ似の羽や腕を持つ、異形の姿へと変貌した。
妖夷(ようい)と称される”化け物”との戦いが主テーマの作品で、妖夷である西牙が襲う相手が美しい娘ばかりであるらしいこと、襲われると妖夷化してしまう事、コウモリ状に変態していることが吸血鬼している感じです。
ファンタジー系ですが、純和風、歴史上の実在の人物名も多数出てくる作品で、”漢字から意味に含まれているその由来となった事象を取り出し具現化する”などと言う凝りまくった設定は、アニメとして多少見難く、お堅いと言うかちょっと大人向けの印象を持たざるを得ないところがあります。
「つまらなくて」飽きることは飽きる事はありませんから、じっくりと、出来れば何回か見た方が楽しめるかもしれません。
制作会社/原作者 (敬称略)
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ボンズ/會川昇、BONES
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http://vampmania.blog.shinobi.jp/%E7%9C%9F%E3%83%BB%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%82%B3%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3/%E5%A4%A9%E4%BF%9D%E7%95%B0%E8%81%9E%20%E5%A6%96%E5%A5%87%E5%A3%AB_542天保異聞 妖奇士
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