カノン
作品あらすじ
不治の病にかかりながらも健気に生きてきた少女氷室かのんの高校生活は、ある日突然終わりを迎えた。突然現れた吸血鬼によって級友39名が皆殺しにされ、彼女自身も「下僕」として吸血鬼にされてしまったのである。
それ以来、彼女は人間の生き血を求める本能に抗いながらも、吸血烏の風威とともに自分を吸血鬼に変えた者への復讐をするために旅を続けていた。 <Wikipedia参考より>
登場キャラクター
氷室かのん
39名の級友を殺した吸血鬼によって下僕にされた少女。なぜ自分だけ殺されずに吸血鬼にされたかはわからないが、その吸血鬼に復讐する為探している。榊から殺したのはロードであると知らされる。
風威
下僕の吸血カラス。匂いで強い吸血鬼を見つける事ができ、人語を話す。かのんと行動を共にしている。
榊
父が吸血鬼、母が人間のハーフで下僕はもちろん純粋な吸血鬼が恐れるほど強い力を持つ。ゆえに掟によって両親もろとも抹殺されたが彼だけが生き残った。殺しにきたのがロードだった為、強く恨み復讐すべく探している。
マチュア
人間が下僕化すると凶暴になるため、下僕も下僕を作る事も禁止されている掟に従い、かのんを作った吸血鬼と下僕たるかのんを抹殺するために街に来た吸血鬼。
ロード
純粋な吸血鬼でその中でも強い力を持つ。掟により榊一家を抹殺したが、榊の父は友人だった。
なんだかシンプルな読み心地でホッとする漫画です。もちろんストーリーは複雑かつ凝った組み立てになっておりますが、起承転結の原則でわかり易い内容です。画に古さこそ感じますが丁寧であり全く問題はありません。
タイトル”CANON(かのん)”ですが、もともと色々な意味があるようです。
カノンのWikipedia
web検索するとメーカー”キャノン”がHITするし、あげくにアニメ化された漫画”KANON(カノン)”まである語句になり、せっかく有る本作のwikiも埋もれてしまう始末です。これは作品が発表された’94〜’96には想定されなかったweb対策の無いタイトルであり、もっと新しいタイトルになると副題を付けたりしています。そんなところからも時代の流れを感じられますが、少なくともこのCANONはそんな理由で埋もれさせたくない作品です。
コミック表紙
作者/掲載誌 (敬称略)
|
潮見知佳/ミステリーボニータSPECIAL
|
ヴァンパイア分析
|
呼称・種類 |
下僕
ハーフ
吸血鬼 |
吸血衝動レベル |
強だが耐えられる者もいる |
吸血結果 |
血を飲ませると下僕(吸血鬼)化するが掟で禁じられている |
http://vampmania.blog.shinobi.jp/%E7%9C%9F%E3%83%BB%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%82%B3%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3/canon_628CANON
ブログ内記事