作品あらすじ
夜の桜新町に続発する奇怪な事件。
人外の力を得た者たちの跋扈、混沌の度を深める桜並木の町。
それに立ち向かうは3人の猛き美少女とクールな少年。
新感覚のハートフル・アクションです。<シリウス公式HP紹介より>
登場キャラクター
槍桜 ヒメ(やりさくら ひめ)
新桜町の女子高生町長。銃弾を指で弾く等、常人離れした力を有している。
比泉 秋名(ひいずみ あきな)
「比泉生活相談事務所」所長。桜の町で続発する奇怪な事件に立ち向かう一般人。
五十音 ことは(いそね ことは)
「比泉生活相談事務所」のバイト。言葉を物質化する「言霊使い」
七海 アオ(ななみ あお)
「比泉生活相談事務所」の所員。他者の心を読み取る妖怪「サトリ」。
岸 恭助(きし きょうすけ)
黒髪に灰色の目を持ち、眼鏡を掛けている。ヒメの付き人状態で、食事などの管理もしている。
館林 水奈(たてばやし みな)
青色の髪を持つ女の子で眉が上がっており、怒り顔。関西弁を使い勝気な性格。吸血鬼と人魚のハーフで血液や水を飲む。
館林 火奈(たてばやし かな)
赤色の髪を持つ女の子。常に眉が下がっており、困り顔で大人しく、気弱で口数が少ない。吸血鬼と人魚のハーフで血液や水を飲む。
死からも甦る吸血鬼と不死伝説の人魚とのハーフとは思い切った生命力を与えたものです。甦るとか伝説とかはこの作品のモチーフでは無く一般的なものですが。
それより、全体としてかなり良いです。作者様がイラストレーター出身との事で独特のフワフワ感のある画は実に見やすく、作品の雰囲気を整えています。複数人を主人公にする試みは稀に有りますし、この作品も4人を同列で主人公にしている様です。これは意外にも難しい事だと思いますが、安定して進んでいます。
ツンデレと同時にツンヘコみたいです。同人の世界では一般的?少し調べたら”ツンツン”のち”ヘコミ〜↓”でいいみたいで、当てキャラは町長さんですね。
ちなみにH系要素無いといって良いレベルで、これも好感度高いです。
設定全体では少しブレを感じますが許容範囲でしょう。妖怪がヒトと一緒に街で暮らす事がストーリーの大きな流れで、その辺りの折り合いの設定がかなり見事です。
コミック表紙
作者/掲載誌 (敬称略)
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ヤスダスズヒト/少年シリウス
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夜桜四重奏<アニメ版>
原作であるコミック版<ヴァンパイアマニアコレクション記事・このページのTOPへ>の補完として記事化しています。キャラ説明、他のキャラ紹介はコミック版からご覧下さい。
館林 火奈(たてばやし かな)と館林 水奈(たてばやし みな)
キャラ設定は基本的に共通ですが、原作とアニメは結構な違いが有ります。ストーリーもなぞってはいますがオリジナルと言っていいほどです。
しかしながら、”根っからのファン”様からも異存めいた発言がないのは雰囲気が十分共通しているのと、動き演出構成が納得出来る作品に仕上がっているからでしょう。
当然アニメから入る人も出てくると思いますが、分かりやすさではアニメの方が優秀です。特に最初の分かりづらい設定を感じる原作コミックが、むしろ馴染みやすく感じられるかもしれません。
http://vampmania.blog.shinobi.jp/%E7%9C%9F%E3%83%BB%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%82%B3%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3/%E5%A4%9C%E6%A1%9C%E5%9B%9B%E9%87%8D%E5%A5%8F%20%E3%80%9C%E3%83%A8%E3%82%B6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%86%E3%83%83%E3%83%88%E3%80%9C夜桜四重奏 〜ヨザクラカルテット〜
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