ノクターン やそうきょく
作品あらすじ
天文11年の夏 ―― 傷を直す不思議な力を持つ美女メリッサと用心棒迦具土は旅の途中で葬列とすれ違う。死人が出た村は今年に入ってから若い娘ばかりが次々死んで居るという。
不審な物を感じ、死の原因を調べ始めた二人新しい死体の首筋に噛まれた跡を見つけた・・・。
登場キャラクター
メリッサ
父の仇を追って旅を続ける魔物。傷を治す力を持ち暗闇でも見通す事が出来るが陽には弱い。
迦具土(かぐつち)
名を上げる為戦から戦を渡る日々を送っていたある日、山中でメリッサの用心棒だった鉄鎧の騎士パーシバルと斬り合う事になる。勝ったとは言えなかったが既に死が避けられなかったパーシバルに才能を認められ、魔を滅する剣を託される事に。以来パーシバルに代わりメリッサの用心棒になった。
パーシバル
長い間メリッサの用心棒をしていたが、自らの死を悟り迦具土に剣を託す。
ア・ゾール
かつてメリッサの国で人との共存か戦いかを選ばなければならなくなった時、戦って人を制する事を主張した男。穏健派の代表だったメリッサの父を殺し一族滅亡の引き金となった。
メリッサやア・ゾールが吸血鬼なのですが、私の読み込みに不足が無ければ”吸血鬼・ヴァンパイア”との表現がなされていません。設定として陽に弱い、噛まれると死んでから復活する、土にもぐって休むと復活が早まる等々紛れも無く吸血鬼なので、これは作者様の意図的なこだわりと思います。
全体として読みやすく、画も良いし、なによりラストが洒落ています。突出した高評価のポイントもありませんが、全3巻を楽しんで読み切れるのは間違いなく、見つけたらぜひ読んで欲しい作品です。
コミック表紙
作者/出版社 (敬称略)
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栗橋 伸祐/メディアワークス
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ヴァンパイア分析
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呼称・種類 |
バケモノの貴族の娘
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吸血衝動レベル |
吸わなくても生きていけるが力が弱まる
吸えば力をつける事が出来る
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吸血結果 |
魔物(吸血鬼)化 |
お気に入りキャラ
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メリッサ |
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