ヴぁんぱいあじゅうじかい
作品あらすじ
遠い昔、夜の国の至高のヴァンパイア王は、余りの強さから人間だけでなく同族からも恐れられた。そしてついには愛する女王を人質にとられ、王は処刑されることとなる。しかし、それに狂乱した女王は自分でも知りえなかった秘めた魔力を暴走させ世界を崩壊の危機へと追い込んでしまう。人々はかろうじて女王を世界のどこかに封印するが、王はそれに怒り、自ら夜の国を滅ぼしてしまう。
女王を助け出すために、王は封印をめぐって同族や人間たちと果てのない戦いを続けていく。最後のヴァンパイア王「ローズレッド・ストラウス」は、守るべき国も民も捨てて封印を探す放浪を、千年以上も続けている…。ただ、愛する女王「アーデルハイト」を取り戻すために。
登場キャラクター
ローズレッド・ストラウス
1000年前に滅んだ夜の国最後の王であり、約1000歳で王になるというヴァンパイアの通例の中で、約200歳の若さで王となった存在。見掛けこそ優男風であるが、圧倒的の力を持つ事から度々魔人などと称される。名前の関係上「赤バラ」と呼ばれることが多い。
ブリジット・アーヴィング・フロストハート
ダムピールコミュニティの指導者。かつてはストラウスの下で、150歳の若さで夜の国の大将軍として活躍していた為、一般には知られていない当時の国の実状を幾つも知っている。
刃蓮火(じん れんか)
ブリジット配下のダムピールの中でも一番の剣の使い手で、剣速だけならストラウスをも上回る。第49代ブラックスワンの小松原ユキとはいい仲だったが、ストラウスに彼女を殺されてからは彼への復讐に生きるようになった。小松原ユキの遺品であるライターを常に持ち歩く。
比良坂花雪(ひらさか かゆき)
第50代目ブラックスワン。彼女の代で、その実力はストラウスを凌駕した。影の大物であるGM御前の孫であり、没落した名家である比良坂の姓は祖父との関係を隠す為に名のる。
レティシア
ダムピールの少女。母親がダムピールであり、住んでいた村に自分達の素性がバレた際に母親は自らを犠牲にして娘を逃がした。小松原ユキが討ち取られる少し前、18歳の時に初めてストラウスと出会い、その後色々あって現在は彼と行動を共にしている。
GM御前(ジーエムごぜん)
GMはグレートマスクの略で、本名は山田二郎。その気になれば十ヶ国以上の軍を動かすことも可能と呼ばれる裏世界の黒幕で、国内外で彼に命令できる人物は存在しないと言わしめるほど。比良坂花雪の祖父であったが、それは自らが名乗ったために判明したことであり、敵が多い故に血縁が辿れないように工作しているらしい。
<解説文はウィキペディアより>
有名と言えば有名、マイナーと言えばマイナーなこの作品、実は読み始めるのになんとなく時間がかかりました。しかし、実際は一気全巻通しであっという間に読みきってしまうほど夢中になりました。
前知識無く読んだ後も”小説的だなぁ”と感想していたのですが、このページにまとめるにあたり調べたところ、原作者は推理小説で賞を取ったことがある方らしいので納得です。破天荒な展開も実に自然にまとまっており最初から最後まで破綻感がありません。漫画ですから有っても良いのですが、やっぱり後味が良いものです。
最初に感じたタメライは絵を描かない”プロの”物書きさんと漫画ゆえに画化された作品にどこかアンバランスさを感じたのかも知れません。読んでみれば夢中になれる内容なのは保証しますw。
コミック表紙
原作/作画/掲載誌 (敬称略)
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城平京/木村有里/月刊少年ガンガン
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ヴァンパイア分析
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呼称・種類 |
ダムピール
吸血鬼
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吸血衝動レベル |
基本的に無い。1万年前の祖先がそういった行動をしていた。
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吸血結果 |
吸血した相手の記憶を得る事が出来る。 |
お気に入りキャラ
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ブリジット |
http://vampmania.blog.shinobi.jp/%E7%9C%9F%E3%83%BB%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%82%B3%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3/%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%A4%E3%82%A2%E5%8D%81%E5%AD%97%E7%95%8C_666ヴァンパイア十字界
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