作品あらすじ

鎌倉の兄・頼朝より逃げおおす源九郎　義経と弁慶。二人が山中を放浪する最中、黒蜜と名乗る美しい女が一人棲む家に辿りついた。いつしか九郎と黒蜜は男女の関係に。その黒蜜には恐るべき秘密が隠されていた！！

情念の作家・夢枕獏と鬼才・野口賢が織りなす、有為転変の壮大なる伝記ロマン。

登場キャラクター

源九朗（源義経）

源頼朝からの追ってからの逃亡中に黒蜜と出会い、吸血鬼となる。しかし、完全に吸血鬼になる前に弁慶に裏切られ首を刎ねられる。そのため不完全体として100年もすれば体が老化して新しい体に取替えなければならない。そのためか、体を取り替えるたびに全ての記憶を喪失してしまう。

黒蜜

遠い過去から吸血鬼として生き続けて人を襲って、その血を生きる糧としてきた。その不老不死の謎を暴こうと絶えずある集団から追われており、その年数は数百年にも及ぶ。


 

大和坊（武蔵坊弁慶）

 源九朗のお供として一緒に行動している大男。源九朗をしたっていたが黒蜜に惚れてしまい、その嫉妬からか源九朗を裏切り鎌倉政府に寝返った。

もっとたくさんのキャラクターが出てくるのですが、有る意味ネタバレになるのでこうしてみました。有名な夢枕獏の原作であり設定・展開共に申し分ない作品です。H系の部分もありますが、少年コミックらしい表現だけです。

画には若干好みが分かれる場合有るかも知れませんが、実際読んでみれば全く問題ありません。セリフが少ないせいも有るのか異様に早いペースで読む事が出来ます。１，２巻辺りは設定を飲み込む為、多少読みにくいかも知れませんが、すでに壮大な原作小説が有る為とも言えるでしょう。

義経ですから平安時代から始まる訳ですが、作品はあくまでも近未来ものです。すぐに仕掛けは見えてきます。

登場武器アイテム		使用者
	刀	九朗

コミック表紙