作品あらすじ
2人のエクソシストが聖ヨエル学園に派遣された。3人の生徒の不審死が悪魔付きと疑われていた。
聖痕の出た生徒が事件を起こし、その行方をたどると生徒自身が不可思議な現象に見舞われていた。公式エクソシストでは無いが、教会によせられる膨大な数の悪魔払いの依頼の内、2.1%〜3%と言われる真の悪魔付に対処出来る能力を持つ天堂 裂によって悪魔払いが実行される。
登場キャラクター
天堂 裂
教会から派遣されたエクソシスト。ヨハネに心酔し、聖書に涙するほど信心深く信仰の証として”トンスラ”にしている。払おうとした悪魔によって3歳であることが暴露される。
柩 あぎと
教会派遣のエクソシスト。妖しい雰囲気を持ち、冒頭から怪しい行動が多い。天堂はその信仰心に疑いを持っており、多少毛嫌いしているが仲が悪い訳ではない。実際には極めて強い信仰心と悪魔に対する深い知識を持つ。
遥川 美奈
聖ヨエル学園の生徒であり女子寮長代理、1年百合組。自身の回りで3人の不審死が相次いでおこり、悪魔の仕業と看破している。多少、聖なる力が発現している。
園長
ボルネオの吸血鬼”ランスイル”。力を出すと飛行能力や変体することが出来る。教会に頼まれて聖ヨエル学園の園長を数年続けている。
神父
46歳。若いころから神に仕えており見た目以上に信仰心は厚いが聖餅をつまみ食いをする。天堂の師匠であり、あぎととも師弟関係にある。
一巻についてはH系描写がやたら多いのですが、2巻以降はあまりありません。最初の方は少し読み辛く、初めてで読み飛ばしていては今一つ意味わかりませんが後半に入ると設定が読めてきます。
なによりこの作者はヴァンパイアマニアなのかエクソシストマニアなのか随所にすごくコアな解釈が出てきます。悪霊と怪物を明確に分けて説明する部分など、むしろ”エクソシスト知識手帳”と思えるような面白さがあります。
吸血鬼としては園長先生が出てきますが、あぎともそうです。が、種族が違うというか設定が全く違います。ヴァンパイアと言うより、もっと大きく”魔”として登場しています。
コミック表紙
お気に入りキャラ
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遥川 美奈 |