トリニティ ブラッド
作品あらすじ
世界の大半を壊滅させ、文明を崩壊させた熱核戦争「大災厄アルマゲドン)」と、その後出現した異種知性体「吸血鬼」と人類との生存競争を繰り広げた「暗黒時代」を経た遠未来のヨーロッパ。
「真人類帝国」など吸血鬼(長命種)の間では人類社会よりも高い科学技術が用いられ、また「遺産」と呼ばれるオーバーテクノロジーも少なからず存在している。
長い時の後、教皇庁と帝国の境、イシュトヴァーンに一人の巡回神父が降り立った時、時流は再び流れ出した。 <Wikipediaよりアニメ版に合わせて抜粋>
登場キャラクター
アベル・ナイトロード
教皇庁国務聖省特務分室(通称Ax)の派遣執行官。コードネームは「クルースニク」。 常に貧乏(大抵は4ディナールほどしかサイフに入っていない)、ドジでのほほんとした性格のためしばしば「ダメ神父」と呼ばれることがある紅茶が好物で、よく砂糖を13杯入れて飢えをしのいでいる。
体の裡に、「ナノマシンクルースニク02」という謎の存在が潜んでいる。これを限定起動させてクルースニク化すると、「吸血鬼の血を吸う吸血鬼」となり、凄まじい戦闘力を発揮する。この時は瞳が鮮やかな真紅に染まり、体内から巨大な鎌を生み出したり、背中から漆黒の翼を生やすなど怪物じみた姿を呈する。この姿をアベルは「自分の罪の刻印」と言っている。
エステル・ブランシェ
赤ん坊の頃イシュトヴァーンの教会に預けられ、見習いシスターとして育てられる。17歳の時、派遣されてきたアベルと出会う。イシュトヴァーンを恐怖で支配する吸血鬼ハンガリア侯ジュラ・カダールに、母親代わりの司教を殺され復讐の念に駆られるが、ハンガリア侯の過去(妻を人間に殺された)を知り、吸血鬼(=長生種)と人間(=短生種)の対立に疑問を抱く。ローマに転属し教皇庁国務聖省調査部に配属され、しばしばアベルのサポートを行う。 武装として切詰式散弾銃(ソウドオフ・ショットガン)を携帯している。
カテリーナ・スフォルツァ
教皇庁国務聖省長官を務める、黄金色の巻き毛と剃刀色(灰色)の瞳をした美貌の枢機卿。アベル達Axの上司。 10年前の「事件」で義理の両親を「騎士団」に殺害され、自身も殺されそうになったところをアベルに助けられる。
トレス・イクス
Axの派遣執行官。コードネームは「ガンスリンガー」。銃火器に通じ、二挺の大型戦闘拳銃をはじめ、全身に武器を隠し持ち、機械化された機械化歩兵。主であるカテリーナには絶対の忠誠を誓い冷徹に任務を遂行する。目的のためには手段を選ばず、そのためアベルと衝突し、彼を任務遂行の障害として排除しようとしたこともある。すべてを機械的に処理しようとするため、受け答えには「肯定(ポジティヴ)」「否定(ネガティヴ)」を使い分ける。自らを「人(マン)ではなく機械(マシーン)」と言い切っているが、時折同僚のアベルやエステルなどに対し、不器用ないたわりや気遣いを見せることもある。
アレッサンドロ18世
第399代ローマ教皇。コンクラーベでカテリーナとフランチェスコに擁立されたお飾りで、人類圏の最高権力者という立場にありながら本人は気弱な少年。
ブラザー・ペテロ
2メートル超の巨漢の美丈夫。猪突猛進な武人気質で真正面からの戦いを好む高周波ホイール内蔵の鎚矛「叫喚者(スクリーマー)」を用いた高い戦闘能力の持ち主だが、戦闘時に友軍の被害も省みないので最強最悪の「壊滅騎士(イル・ルイナンテ)」として恐れられている。Axを毛嫌いし、吸血鬼に敵対心を抱いているが、基本的には正義感や義侠心に溢れる善人であり共闘することもある。また自分が指揮官向きでないことも自覚している。
イオン・フォルトゥナ
真人類帝国帝剣護持官モルドヴァ公子メンフィス伯爵。皇帝アウグスタ・ヴラディカの勅使としてカテリーナと接触を図るが、相棒ラドゥの裏切りに逢う。当初は人間(テラン)を野蛮人とさげすんでいたが、アベルやエステルに助けられたことで考えを改める。また、エステルに対して好意を抱くようになる。
アスタローシェ・アスラン
真人類帝国直轄監察官、オデッサ子爵→キエフ侯爵。脱色した長髪(額にかかる一房は赤く染めている)美女で短期直情型の性格。アベルからは「アスト」という通称で呼ばれている。
大量殺人犯の帝国貴族を追って外(アウター=人類圏)に赴き、補佐としてAxが派遣したアベルと出会う。犯人が相棒の仇であったため暴走し大きな被害を出すも、アベルの協力によって逮捕に成功、その後は短命種やアウターに理解を示すように。その後使者として帝国に赴いたアベルとエステルをサポートする。
ディートリッヒ・フォン・ローエングリューン
エステルとともにイシュトヴァーンでレジスタンス活動を行っていたが、その正体は「薔薇十字騎士団」の一員で、エステルとジュラを利用して教皇庁と新人類帝国との戦争を引き起こそうとしていた。 エステルのことを「綺麗事が好きな愚かな小娘」と呼び、強い関心を見せている、またアベルに対しても関心を寄せている(カインから何か聞いているらしく「アベルの素性や彼も世界の敵だったことを知っている」という意味の言葉を発している)。
原作の小説ではアニメで分からない細かな設定がある等、奥が深い作品。作者急逝の為未完の物語ではあるが、アニメ版としては完結しています。
吸血鬼(ヴァンパイア)は長生族(メトセラ)の謂いではあるけれども、回復能力こそ高いが寿命は300年と永遠に生きる訳ではなく、長生族が普通の人間=短生種(テラン)より長生きである事、日光に弱い事、血液を常食とする事でそう呼ばれるだけであり、メトセラにとってはヴァンパイア=下等な怪物と言う感覚もあるようです。
登場武器アイテム |
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使用者 |
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レボルバー拳銃 |
アベル |
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クルースニク”鎌”
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ソードオフショットガン
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エステル
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大型自動拳銃
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トレス
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スクリーマー
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ペテロ
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ソード
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イオン
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ゲイ・ボルグの槍 |
アスタローシェ |
DVDパッケージ
ヴァンパイア分析
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呼称・種類 |
長生族(メトセラ) |
吸血衝動レベル |
必要だが血液製剤使用
襲う事は野蛮とされる
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吸血結果 |
しない
死 |
お気に入りキャラ
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トレス
良・否をデジタルに定義付け、
一度設定された目標は徹底的に
破壊する |
トリニティ ブラッド
コミック版
アベルとエステルの出会いや各キャラクターの位置づけ、役割はアニメ版と共通ですが、中盤から後半にかけてはかなり違います。と言っても違和感のあるモノではなくどちらも独立して楽しめます。
原作である小説版と統合した解説本も出ているようです。アニメを見たからコミックはいいや、、は間違いで機会が有ればぜひ読んで欲しい作品です。
アニメページを先に作ったので、キャラ紹介等は共通としました。
アベル・ナイトロード
エステル・ブランシェ
トレス・イクス
ディートリッヒ・フォン・ローエングリューン
カテリーナ・スフォルツァ
ジュラ・カダール
原作者/作画/掲載誌 (敬称略)
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吉田直/九条キヨ/月刊Asuka
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http://vampmania.blog.shinobi.jp/%E7%9C%9F%E3%83%BB%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%82%B3%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3/trinity%20%20blood%20_691Trinity Blood
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