アンダーワールド
作品あらすじ
人間世界の裏側で、吸血鬼(ヴァンパイア)族とその従属であった狼男(ライカン)族は、1000年以上もの長きに渡り、血で血を洗う抗争を繰り広げていた。
しかしその闘争の中で一族最強の長・ルシアンを失ったことを契機にライカン達は四散。それから6世紀あまりが過ぎ、この戦いは間もなく吸血鬼側の勝利に終わろうとしていた。
女性ながら吸血鬼族の優秀な”ライカンの処刑人(デス・ディーラー)”であるセリーンは、ある日仲間たちと共に不信な動きしているライカンの2人組を追跡していた。
しかし地下鉄のホームに入ったところでライカンたちがセリーン達を察知して、人間たちを巻き込む激しい銃撃戦になってしまう。セリーンは追跡行の末に地下道で1人のライカンを仕留めるが、その先の地下道の奥底から無数のライカンの唸り声を聞く。
登場キャラクター
セリーン SELINE
吸血鬼族特有の美しい容姿を持つ絶世の美女。一族の優秀な戦士であり、ライカンの処刑人(デス・ディーラー)。かつて家族と共に狼男に襲われ、そこを吸血鬼のビクターに救われる。生き残ったのは彼女1人だけであり、家族を奪ったライカンに復讐するため、自ら望んでビクターに噛まれて吸血鬼となった。それ故に彼女が心から信頼を置いているのはビクターのみであり、ライカン討伐の作戦行動以外は常に孤独の中に身を置いている。外出するときは、必ず漆黒のレザースーツに同色のロングコートを羽織っている。女性ながら銃火器の扱いや体術に優れた資質を持ち、数え切れないほどのライカンを葬ってきた。
マイケル・コーヴィン Michael Corvin
ある特殊な血筋に生まれたために狼男族からマークされ、狙われるはめになる人間の若き青年医師。ライカン達に追跡されていることを知らず、地下鉄構内で不意に見かけたセリーンの美しさに強く心を奪われる。その後、何故か自分の部屋に侵入していたセリーンと再会。それと同時に一緒に逃れる際にルシアンの襲撃を受けて重傷を負ったセリーンを命の危機から救ったことで関係が急接近するが、その際ルシアンに噛まれたことが原因で狼男のウィルスに感染し、彼自身が吸血鬼の宿敵である狼男になってしまう。その事実を知ってなお、一族との掟を破ってまで自分を助けようとするセリーンを、彼もまた深く愛するようになる。
ビクター VIKTOR
吸血鬼族・最強の3長老の1人。ライカンへの報復へ動かず、またマイケル救出時の襲撃者が死んだはずのルシアンである事に気付き、クレイヴンの行動に不信を持ったセリーンが己の導き手として力を借りるために、自らの血を使い、已む無く1世紀早く眠りから復活させる。その際にセリーンから見せられた記憶のヴィジョンが不完全なものであったため、クレイヴンを呼び出し、セリーンを目の前に連れてくるように命ずる。その戦闘能力は強大で、並みの狼男では全く歯が立たない。戦闘用に専用の剣を帯同している。
クレイヴン KRAVEN
ビクターの館に住む吸血鬼族の纏め役としてビクターが眠りにつく前に直接後任指名されたリーダー格。戦士ではないので直接戦いの場に赴くことは殆どせず、もっぱら館に残って対ライカンの指揮をとる。エリカから想いを寄せられているが、クレイヴン自身は美しいセリーンをいずれ自分の妻とするつもりでいる。しかし戦士である彼女からは、クレイヴンがリーダーであるにもかかわらず館に引きこもり積極的に戦場に出ようとしないことを理由に常に反抗され、自分に従うようクギをさすものの見向きもされていない。
カーン KAHN
吸血鬼族の戦士。また兵器開発や改良を担当している。狼男族が対吸血鬼用に開発した「紫外線弾」に対抗し、命中すると血液中に液体金属の硝酸銀を撒き散らす「硝酸銀弾」を開発している。同族の中でさえ孤独を貫こうとするセリーンも、処刑人という立場上、武器関係で普段から世話になっている関係からか、彼とだけは良き話し相手となっているようだ。
ルシアン LUCIAN
6世紀前に死んだとされていた狼男族最強の力を持つ長。実はある計画のために身を潜めて地下に潜り、反撃の機会を窺っていた。一族を束ねる長だけあってその耐久力もずば抜けている。変身前の状態でさえ狼男に有効なはずの銀の弾を頭や体に数発喰らっても自らの力で体外に押し出してしまうほど。変身前はオールバックの長髪で黒のロングコートを羽織り30代半ばほどに見える。右腕には収納可能な小型剣を暗器として装備しており、普段はコートの右袖に隠している。
レイズ RIZE
ルシアンの忠実な腹心。変身前は剃髪の黒人の大男でルシアンに告ぐ戦闘能力と耐久力を誇る。最初のマイケル拉致作戦に失敗し、追跡してきたセリーン達を辛くも交わすも、仲間の1人はやられ、自身も手酷い傷を負う。マイケル奪回をルシアン自らが引き継ぐことになり、代わりに彼はクレイヴンからもたらされた情報を元に襲撃部隊を率いて吸血鬼族のアメリア卿の一団を急襲し全滅させる。
登場人物等は一緒です。新たに分かる事実が有ったり見て後悔はありません。
特に最初の方はライカンが普通に街で生活している様子など、すぐに引き込まれます。吸血鬼の方は長老、始祖等しっかりした設定があり、サイドストーリーもいくらでも作れそう。画像も美しく見ごたえがあります。何しろ不死身同士の戦いだからスプラッタ級の血は流れます。
セリーンは優秀な戦士でありライカン処刑人
ヴァンパイア分析
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呼称・種類 |
長老
始祖
吸血鬼(日本語訳) |
吸血衝動レベル |
コントロール可能
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吸血結果 |
ヴァンパイア化
死(不死の血が変異したウィルスで感染) |
お気に入りキャラ
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SELINE |
http://vampmania.blog.shinobi.jp/%E7%9C%9F%E3%83%BB%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%82%B3%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3/under%20world_693UNDER WORLD
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