キ・メ・ラ
 

作品あらすじ

残業の帰りに事故に遭遇したオサムとジェイ。ただの事故ではなく、そこには圧倒的な戦闘力を持つ異形の者同士の戦いが有った。

そこでオサムが一目で惹かれた美しい容姿を持つ謎の”フリージングビューティー”。それは地球外生命体の「KIMERA」だった。

登場キャラクター


オサム

アメリカのコーンシリアルの営業マン。KIMERAに心を奪われて状況も分からぬまま、助け出そうと行動する。


ジェイ

オサムの同僚。事故で目撃したKIMERAが父・ギブソン博士の極秘研究に関わるものと分かり好奇心で調べまわる、気の良い青年。

 KIMERA

飛来した３機の宇宙機に唯一残っていた生命体。美しい青年の容姿だが女性の性質も備える「両性体」で金と赤のオッドアイを持つ。
 

キエヌ

ジェイ曰く”鳥男”。飛行と見紛うジャンプ力と手のひらからエネルギーを射出する戦闘を得意とする。KIMERAと共に宇宙船で地球に来ているが、KIMERA抹殺の行動に出る。

９０年代初めに作られた作品で、正直あまり有名では無いと思います。この年代の作品の常でよほどのマニアがいなければ特にweb情報もなく、偶然行き当たることも少ないでしょう。

あまり期待していなかったのですが、なかなかのものでした。シンプルで分かり易い展開の裏にオリジナリティの高い吸血鬼（作中ではヴァンパイアとも吸血鬼とも定義はされていない）設定があり、一部壮大化させた裏話にも無理を感じません。但しアニメ版は気になりませんが、コミック版はＢＬ系の様です。

なんというか、少なくとも”アニメ好き”なら一度は見ておいてもいろいろ参考になるのでは？とオススメ出来る完成度です。

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