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登場キャラクター 日下悠弥 ヴァンピールである母と人間の父との間に生まれた混血の”ダムピール”。ヴァンピールであれば当然備わっている人間と比べて圧倒的に高い各種能力を全く持ち合わせていない。 リゼット・ファン・ルクレール ウピオール財団考査部二課所属の捜査官。クラスO-1だが戦闘能力は高い。金髪をツインテールにしており愛車は真紅の旧アルファロメオ。 怪物たる吸血鬼が人間との共存を図るようになってヴァンピールと呼ばれるようになったとの設定は面白いけれども、「じゃぁ海外で吸血鬼はなんて呼ばれていたんじゃい」の突っ込みはしたくなります。他にも全くヴァンピールの存在を知らなかった高校生に「ヴァンピールなの」と説明されただけで納得する様子だったりなんとなく詰めに甘さは感じます。 それでも”敵ボス”ヴァンピールとその配下の人間との関係など詰めきっていない部分が逆に興味をそそるところであったり、ヴァンピールでも普通に成長し、決して不死では無いなど面白い設定は読みやすい文章と合わせて一気に読んでしまう作品であることも確かです。 特筆すべきは銃器や戦闘シーンにおける描写です。ヴァンパイアの戦闘で銃器を使用するのは別にいいのですが、その銃等が実にマニアック。それも著者様は1984年生まれとの事なのでこの作品を書かれた時は24~5才と思われますが、選択されたアイテムが一回り上の歳ぐらいで流行ったものばかり。新しめのもありますが、これは著者様の趣味なのかデータとして仕入れた小説等が少し前の作家様のものなのか少々興味はあります。微妙に美少女+ガンアクションを狙った作品とも言えるでしょう。ちなみに表紙画ほどH系ではありません。
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Blog 霜樹海
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