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スマートフォンは「横」 にして閲覧して下さい いせかいらおうのたんきゅうしゃ
三巻のサブタイトルを見てヴァンパイアの登場は三巻からと思いましたが思いっきり一巻からメイン級キャラとして登場しています。一巻の出番は少ないですが齢百二十歳にしてロリという定番と言えば定番設定での登場です。
森の奥深い屋敷に住み特別な力を持つヴァンパイアです。しかし少なくとも一巻ではそれ以上でもそれ以下でもなく作品がヴァンパイア系という訳でもありません。 ラノベ足るもの意表を突く設定と意外な展開がスピード感を持って続くべきだ、というならばこの作品ほどの作品はありません。この著者様は鍼灸院を開業しているラーメン好きなのかラーメン屋さんが鍼灸院の常連でヒントを得てネットで適当に知識のつじつま合わせたのか、いずれにせよ針の知識もラーメンの知識も素人とは思えません。いや、素人でもいいんですけど実際に通ったり見聞きしないとなし得ない見識と言うか。鍼灸はともかくラーメン屋に関しては高校生以下では理解不能と思います。自分の理想を客に押しつけ駄目なら駄目で「時代が俺について来ない」「本当のトンコツを理解出来る人間は少ない」と潰れるまで味を変えない人が実在することを。文体は軽くＨ度も奇跡のバランス感覚で女の子でもおKでしょう。吸血鬼系かどうかを問わずおすすめ出来る作品です。 ２、３巻（１巻はＴＯＰ）
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