作品あらすじ

はるか未来、長く続いた戦争によって大地は荒廃し、海からは魚が消え、幾つもの国と言語が消滅した。そして、現代世界が半ばおとぎ話となり、世界の様相も国も人種も、今とは全く異なる状況になった世界。
空深カナタは、廃墟でトランペットを手にしていた女性兵士と対面する。喇叭手に興味を抱き、軍に入隊すればトランペットを吹けると勘違いして軍への入隊を決心したカナタは、やがてトロワ州セーズの街の駐留部隊であるヘルベチア共和国陸軍第1121小隊に配属される。  ＜Wikipedia＞

登場キャラクター

空深 彼方（そらみ かなた）

喇叭手兼通信士（見習い）兼装填手。階級は二等兵。15歳。もみ上げを片方だけ伸ばしている。幼少期に聞いたイリアのトランペットの曲（『アメイジング・グレイス』）に憧れ、音楽を勉強するべく軍隊に入った。

和宮 梨旺（かずみや りお）

喇叭手兼通信士。階級は曹長。17歳。普段は男勝りでクールだが、怪談話、ピーマン、料理が苦手な面を持つ。

墨埜谷 暮羽（すみのや くれは）

ガンナー（砲手）。階級は二等兵。14歳。黒髪をツインテールにしている。ツンデレ。リオやクラウスに憧れている。

寒凪 乃絵留（かんなぎ のえる）

機械整備士兼ドライバー（操縦士）。階級は伍長。15歳。普段は無口だが、聞かれたことには答えてくれ、冗談も口にすることがある。

 フィリシア・ハイデマン

小隊小隊長。コマンダー（指揮官）。階級は少尉。18歳。おっとりとした印象であまり指図がましいことはしないが、くじに細工してリオを街の祭りに出すなど、劇中のクレハの言を借りれば「黒い」ところがある。雷が苦手。

長門が出ています。ウソです＾＾；。単なる萌え系かと思いきや、ヨーロッパ調の街並みなのに過去は日本だったような描写や、日本語が”イデア文字”なる過去の遺物になっていたりと意表をついた背景は、アニメだけでははっきりと分かりません。とは言え公式サイトやwiki等で確かめるのも良いですが、作品を楽しむ障害にはなりませんし、そのまま見ていくのが良いでしょう。

軍隊と言うものを少々軽んじている気がしなくも無いのですが、そこはアニメですしまぁ、いいでしょう。始めは日常の日々が綴られていき、何と言うことはなくとも全く飽きさせません。メカ・バトルが出てくるのは最後で、それまでの伏線を一気に消化する感じです。

１２話にうまく収まっていますが、もっと長く続けても・・の思いと、逆に劇場版として９０分に収めたらどうだろう？とも思います。特に最終話は感動すること間違いなしで、しかも一話で２回３回と盛り上がる神回です。