作品あらすじ

時代は21世紀、第三次核大戦と第四次非核大戦を経て、世界秩序は大きく変化し、科学技術は飛躍的に高度化した。その中でマイクロマシン技術を使用して脳の神経ネットに素子を直接接続する電脳化技術や、義手・義足にロボット技術を付加した発展系であるサイボーグ（義体化）技術が発展、普及した。その結果、多くの人間が電脳によってインターネットに直接アクセスできる時代が到来した。

人間、電脳化した人間、サイボーグ、アンドロイド、バイオロイドが混在する社会の中で、テロや暗殺、汚職などの犯罪を事前に察知してその被害を最小限に防ぐ内務省直属の公安警察組織「公安9課」の活躍を描いた物語。  ＜Wikipedia＞

登場キャラクター

草薙素子

冷静沈着な性格に加え、判断力、統率力、身体能力（義体制御能力や戦闘能力）において突出した才能を発揮する。世界でも屈指の義体使いであり、事件を解決するためならば非合法な手段を使うことも躊躇せず、必要とあらば課員にもゴーストハックを仕掛けたり、枝（電脳への侵入経路）を付けたりする。

バトー

公安9課に所属する男性型高出力義体を持つパワー型サイボーグ。ほぼ全身を義体化したサイボーグであるが、草薙ほど義体化率は高くない。特殊な義眼レンズを装着し、小火器から重火器までの幅広い武器の扱いにも長けている。

トグサ

公安9課に所属するメンバーの中では唯一の妻帯者である。格闘戦や電脳戦に関しては他のメンバーに劣る部分が多いため、バトーとコンビを組んでバックアップを務めることが多い。元刑事ということもあり、情報収集能力、推察力、直感力に優れている。

荒巻大輔

公安9課の部長（元々は公安部に属していた為。『S.A.C.』シリーズでは課長）。かなりの切れ者で、その優れた政治的手腕は、扱いが難しい政治絡みの犯罪への迅速な対処を可能にしている。

タチコマ

公安9課の主力となる多脚戦車。人工ニューロチップを用いた人工知能で各自個性的な性格を持つ（持つようになった）。

有名な作品ですが意外と忘れがちでは無いでしょうか。１９９５年に劇場用STAND ALONE COMPLEXが発表された時も国内ではパッとせずアメリカで大ヒットした後、大手広告代理店〇通によって逆輸入されて一気に広まった経緯があります。つか、押井大先生の作品ですから、まぁ、誰もが高評価するのに誰もオススメしないっつかそんな感じだったのかも知れません。

シリーズでかなり作られています。まずはTVシリーズがオススメ。難しい事も無くすんなり楽しめるでしょう。個人的には少佐のコスチュームはもっと普通で良いんじゃないか？と思うのですが、HITする前、製作途上ではなにかしらインパクトが欲しかったのかも知れません。

劇場用・TVと設定の違いがありますが、ただ見るだけなら気になるものではありません。しいて言えばイノセンスが少し違和感ありますかね。
製作当時から見た近未来はすでに到達しているとも言える現代です。１９９５年のハード及びネットインフラなんて、サイト１ページ見るのにじっと５分は待たなければならない頃にこんな作品を創り出した事に敬意です。