作品あらすじ

神社の娘･日暮かごめは15歳の誕生日に神社の祠にある古びた井戸から戦国時代へとタイムスリップしてしまう。そこは犬夜叉と桔梗の争いから50年が経過した時代であった。桔梗の生まれ変わりであるかごめの体内から再び四魂の玉が現れ、犬夜叉は蘇る。そして玉を巡って妖怪たちが動き出す。 戦いの中で四魂の玉は無数のかけらに飛び散ってしまう。犬夜叉とかごめは四魂のかけらを集めるために旅することになった。  ＜Wikipedia＞

登場キャラクター

犬夜叉

人間である母と、妖怪である父の間に生まれた、人間でも妖怪でもない半妖。口調はきつく暴れん坊だが、根は優しい。半分化け犬妖怪なので犬耳を持ち、犬らしい仕草もするが、犬扱いされると怒る。楓によって言霊の念珠を首に掛けられており、かごめの「おすわり」で地面に叩きつけられてしまう。

日暮かごめ

15歳の誕生日に、神社内の祠にある骨喰いの井戸から妖怪・百足上臈に引きずり込まれて戦国時代にやってきた。そして成り行きで犬夜叉の封印を解く。その後、妖怪を退治しようとして誤って四魂の玉を粉砕、そのかけらを日本中に散らしてしまったことから、彼女の戦国時代での生活が始まる。

弥勒

美形だが、女たらしな不良法師。普段は紳士的で丁寧な敬語を話すが、キレると言葉遣いがかなり変わる。 異常に足が速く、犬夜叉や雲母とも並行して走ることが出来る。出会った美女の手を握り「私の子を産んでくだされ」と口説くのはもはや条件反射。

珊瑚

妖怪退治を生業とする妖怪退治屋の少女。退治屋の里では一番の手練れと言われる程の腕前を持つ。奈落の陰謀により父と弟を殺され、里も滅ぼされた後、奈落に騙されて犬夜叉を仇と狙うが、やがて真相に気付き、仇を討つ為、犬夜叉の仲間に加わる。

七宝

子狐妖怪。父親の仇である雷獣兄弟を犬夜叉が討ったことで仲間になった。可愛らしい姿の子供だが性格は少しませており、犬夜叉に余計な事を言ってはいつも殴られている。

HITメーカーである巨匠高橋留美子先生原作。流石に安定感抜群で毎回見ていてあきません。167話時点で原作がとぎれいったん終了しますが、「完結編」２６話でコミック同様完結させています。流れから”終わりの有る”物語ですし、劇場用が何本も作られる人気作品なので、しっかり締めるのは当然でしょう。

戦国の世を舞台とし、敵キャラを倒しながら主人公である犬夜叉も強くなっていくお決まりの展開に、死んで復活した桔梗、その桔梗の生まれ変わりであるかごめが加わり宿敵奈落を追って旅をするのですが、そのかごめは”現代人”でありタイムスリップによって戦国時代に登場する稀有な仕掛けがあります。作中に現代と戦国時代がいかにつながっているかのエピソードもあり、物語の現実感を増しています。

長い作品ですから一気に見るというよりも特に見るものがないな～と言う時に順番にこなして行くのが良いでしょう。小さな子でも女の子でもしっかり楽しめる作品です。