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ＢＯＯＫ表紙////画像はＤＤＭ.comの販売サイトです
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作品あらすじ
むさくるしい男子高を晴れて卒業したその日、戸丸一彦は校門を出たところで黒塗りのベンツから降りてきた男達に呼び止められた。同じ車から父親も出てきた事に驚き、その車に外交官ナンバーが付いている事に驚いていると、後部座席に押し込まれた。渡された便箋には存在も知らなかった曾祖父から体調が悪いのでレーゲンシュヴァンツ共和国まで来て欲しいとドイツ語で書かれていた。
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軽いタッチの文章はとても読みやすくそれだけでもオススメです。妖精や魑魅魍魎に混ざって吸血鬼が重要なサブキャラとして登場します。
ヨーロッパ人？であるヒロインがペラペラ喋る日本語が広島弁であったりと小技を効かせつつ最初は驚きと恐怖の対象だった妖精や亡霊たちと打ち解ける様子はスピーディーなのに自然で著者様の力量が分かるところです。
吸血鬼はいかにも吸血鬼ポジションで活躍します。挿絵との相性も良い次巻が楽しみになる作品です。
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著者／イラスト／レーベル （敬称略）
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佐々原 史緒／カヅキ レン／ファミ通文庫
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