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スマートフォンは「横」 にして閲覧して下さい 原題:Ночной Дозор (英字表記:Nochnoy Dozor/Nochnoi Dozor) / 英語題:Night Watch)
ロシア人作家の作品。実は図書館で借りたのですが、カテゴリ「ロシア文学」でした。しかも、広い図書館でロシア文学本はたった棚2段。訳者が少ないのか作品が少ないのか考えてみれば不思議な事かもしれません。
作品の特徴なのかロシアセンスだからなのか訳本だからなのか、恐らくその全てが原因だと思いますが、少々理解しづらい感があります。特に“薄闇”と言う異空間に出入りする辺りはピンとくるまで時間がかかるかもしれません。そこでこの作品を原作として映画化<バンパイアマニアコレクション記事>されており、先にコチラを見ておくのがオススメ。若干ニュアンスを変えているのかもしれませんが、理解はしやすくなります。 かなりの長編であり、シリーズとしてデイ・ウォッチ 、ダスク・ウォッチ、ファイナル・ウォッチと続きます。ちなみに純吸血鬼モノではなく、人とは違う能力を発現する「異人」が光勢力と闇勢力に別れてお互いを牽制しあうのが大筋であり、ヴァンパイアは闇キャラの一つ、という位置付けです。 ヴァンパイア、魔女、魔人、獣人等がモスクワを舞台に人間には見えない戦いを続けている物語で設定はかなり複雑です。また、ピンとは来ないとは言えモスクワ市街の描写やロシア作品ならではの比喩、耳慣れない人物名も面白いところです。
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