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夜明けのヴァンパイア

よあけのヴぁんぱいあ
原題 Interview with the Vampire


BOOK表紙////

 

 

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作品あらすじ

「私がヴァンパイアになったのは、25歳の時、1791年のことだ」
ヴァンパイア「ルイ」はテープレコーダーを前にした若者に淡々とその”一生”語り始める。ヴァンパイアになった経緯、それからの出来事の数々を…。



登場キャラクター<wikipedia>


ルイ

黒髪の若きヴァンパイア。弟の死により自暴自棄になっていたところをレスタトに見初められ、25歳の頃、ヴァンパイアにされる。

レスタト

金髪の美しい貴族。ルイに「闇の業」を与え、ヴァンパイアにした。ルイに対して非常に執着しており、一時期自身から心が離れたルイを引き止めるため、クロウディアをヴァンパイアにしてしまう。

クロウディア

5歳という若さでヴァンパイアにされた少女。成長するにつれて、心と体の食い違いに苦しみ、レスタトに復讐する。



実写映画「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」の原作小説。映画題の方がよっぽど内容に合っていると思ったら原題はそのまんまInterview with the Vampireで納得です。

場面的にはルイと多分記者であろう若者とが向かい合いルイがその”一生(半生?)”をトツトツと語り続けると言う珍しい構成。文章的にはルイのセリフが大部分を占めています。
ヴァンパイアの悲哀系を主として彼らならではの愛情、身体的成長が止まる不条理、規律ゆえの行為など、実にリアリティあふれるエピソードになります。肉体的な特殊性も戦いとかによってではなくさりげない行為によって語られています。

漫画「ポーの一族」との類似性が指摘されるようです。「ポー」を知っていて類似指摘を知らない場合でも「なんか似た雰囲気だなぁ」くらいは思うかもしれません。その後突き詰めて行くと登場人物まで対応し、あげくエピソードまで似通っている事に気づくので、なるほど”疑惑”はもっともだと思います。

その後”ヴァンパイア・クロニクルズ”シリーズとして展開されていく第1作目に当りますが、夜明けのヴァンパイアだけでも完結しています。名作としてぜひともチェックしておきたい作品です。


 霜樹海的データ

1979年

 1巻(シリーズ8作)


 著者/レーベル (敬称略)

アン・ライス/ハヤカワ文庫NV







 
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