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スマートフォンは「横」 にして閲覧して下さい ちのスープ
"エロティック"と言うより"官能小説"と言う響きが合いそうな描写が続いてあまり女性向きでは無いかも知れません。主人公がイイ歳なのに珍しいと言えば珍しい作風です。 著者様は吸血鬼評論家とでも言うべきフリークであり作品は立派なホラーではあります。文庫紹介文に“吸血鬼を超えるホラー”とあり確かに単純な吸血鬼でもありません。 文庫本は著者様の怪談作品を集めた短編集であり血のスープは表題作で250ページを使ったそれなりのボリュームです。他に9編の短編怪談とあとがきとしての怪談論が収録されていますので、怖いが読みたい時にめくってみるのが良いでしょう。
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